初めて自分の野菜を食べて、泣いた話
初めて自分の野菜を食べて、泣いた話。
野菜を育てはじめて早3か月。ようやく収穫まで漕ぎつけた。
育て方で迷走、台風は来るわ、アライグマの襲撃まである——前途多難だった3か月。とっくに挫折していてもおかしくなかった。けど、勉強し続けて、管理だけは続けていた。
種から育てた、思い入れのあるトウモロコシ
「いいかな」と思って収穫。皮をむいてみると、スーパーで買うようなトウモロコシになっていた。
正直、もう失敗したかもと思っていた。
嬉しすぎて、飛び上がった。
その日は大きくなっていたナスも一緒に収穫。嬉しすぎて、師匠とそのご家族全員に見てもらった。
ちゃんとトウモロコシの実はきれいな列になっておらず、上まではびっしり実がついていなかった。でも下の方は、きれいに実がついていた。
みんな「よく頑張った」と褒めてくれた。
褒められて、嬉しくないわけがない。
う、うれしいいいいいい!!
みっこさん、ご機嫌やないかというくらいご機嫌だった。
娘の一言
娘にもトウモロコシを見てもらった。
「ママすごいじゃん、大きいじゃーん」
嬉しいこと言うでないか!
普段、土曜日は野菜の水やりに行く日にしていて、娘も土曜日の朝を楽しみにしていた。トウモロコシの成長をそばで見ていた娘からの一言——ほしかったやつーーーー!
ありがとう、娘。
「今日は夏野菜パーティじゃ!!」と意気揚々と帰宅。
涙が出た理由
ベランダで育てたトマトも収穫し、調理開始。
キュウリは酢漬けに。ナスはオリーブオイルを少しかけてフライパンで焼き。トウモロコシは茹でに。
まさに夏野菜尽くし。宴にはぴったりなメニューだ。
早速食べてみた。
「う、うまい」
食べた瞬間、今までのことが走馬灯のようによみがえり、涙が出た。
野菜を食べて泣いたことなんてなかったから、自分でもびっくりした(笑)
おいしいのはもちろんだけど、やっと夢に近づけた気がした。
それと同時に、この野菜は私一人で作ったものじゃない。支えてくれたみんなのおかげでできたものだと、感謝の気持ちでいっぱいになった。
もともとナスが得意ではない娘が、こう言ってくれた。
「ママの作ったナス、おいしいよ」
500点満点。大好き、娘。
なんとも嬉しい一日でしたとさ。
教訓
- 自分の作った野菜は、ほんまにおいしい
- 野菜は植えただけでは育たない。水、追肥など細かい管理があって、スーパーに並ぶような立派な野菜ができる
- 農家さんの努力があってできたものだと感謝して、野菜を食べようと思う
農業修行中のみっこが、現場から伝えるリアル。🌱
