あなたらしい農業をしていきなさい。師匠の言葉で、泣いた日。

少し前のことになります。なんやかんや独立後のことで悩んでいました。

師匠に聞かれました。

 「みっこさんはどんな農業がしたい?」

 「やっぱりナスがしたいの?」

私「少量多品種かなと思っています」

「でも……もう自信ないです」


師匠の言葉

「もうさ、自信ないなんか言わないの」

「まだ始めてまもないペーペーが、半年そこらで何を言ってるんや」

「今回のトウモロコシ、来年どうしたい?」

「来年こそはって、なってるじゃん」

「それでいいんじゃないの」

「一回転んだくらいで諦めるな。子どもにも同じこと言うでしょ」


そして、こう言ってくれました。

「みっこのいいところは、楽しんでわくわく農業してるところでしょ。それでいいじゃん」

「あなたのわくわく全開に出した農業をしていきなさい」

「私、50年やってるけど自信ないわ。農家なめんなよ(笑)」

続けて——

「育てるだけで正品ができて終わりじゃないの。どういう思いで管理して育てるか、それが大事」

「継続することが大切なの。そしたら観察力も対処もわかってくるから。観察力さえ身についたら、なんでも育てられるから」

「これから自信ないは禁止!罰金取るぞ笑」


カカオだけはやりたいです

師匠「で、なにしたいの?」

私「カカオだけはやりたいです」

師匠「そんなん育てられたら、なんでもできるわ(笑)」

私「すみません」

笑いながら、泣いていました。

師匠の背中はいつでも大きい。


ほんまに、ここに修行に来てよかったと思えた日でした。


農業修行中のみっこが、現場から伝えるリアル。🌱

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