16.3℃、足りなかった。絶望から始まった冬越し計画。

今回も二部作です。前半。ほんまに読んでくれる人おるんかな(笑)

細かく調べたら、もっと寒かった

前回「1月の平年は2.1℃」と書いた。あれは1月をまるごと平均した数字だった。

気象庁のページには、10日ごとの平年値も出ている。見てみた。

1月下旬の日最低気温は1.7℃。

📌 出典:気象庁「平年値」高松

目標は18℃。差は16.3℃。

ハウスの中を、外より16.3℃あたたかく保つ。ビニール一枚で。ベランダで。

あかんやん。


AIが計算してくれた(笑)、340ワットだった

今使っているハウスは68×49×158cm。表面積はだいたい4.4平方メートル。

薄いビニール1枚なので、外より13℃高く保つには340ワットくらい要るらしい。

ピンときていないが、とんでもないことらしい(笑)

電気ストーブみたいな数字。ベランダに置けるわけがないやん。

2回目の絶望(笑)


筑波実験植物園に断られた

土の専門家のアドバイスで、筑波実験植物園にメールした。

返事は「栽培に関する指導はいたしかねます」。

国立科学博物館のサイトに、栽培方法の質問には答えられない場合があると書いてある。

📌 出典:国立科学博物館「お問い合わせ」

方針どおりの対応だった。ですよねー。落ち込んだけど、相手が悪いわけではない。

代わりに「緑の相談所」を紹介していただき、牧野植物園に電話した。


牧野植物園が答えてくれた

返ってきた回答がこちら。

  • 温室の湿度は65%
  • 最低温度は12〜15℃くらい
  • 換気するので、もっと低いこともある
  • 実はたまにしかつかない

うーん、頭の片隅に置いておこう。


「たまにしか」が、答えだった

岡山の方も「18℃」と言う。でも牧野植物園は12〜15℃。

食い違っている、と思った。

でもちがった。

12〜15℃は生かしておく温度。18℃は育てる温度。目的がちがうだけ。

実がたまにしかつかないのは、12〜15℃では足りないから。たぶん、そういうこと。

木自体も若く繊細なため、今年は生かすことに徹する。


今年は、生かすことに徹する

カカオが実をつくのは、早くて3年先。

今年の冬にやるべきは、春まで生かすことが最優先。

目標は18℃に置く。でも15℃を割らなければ枯れはしない。負担はかかると思うけれど。

そう決めたら、少し楽になった。


今回の教訓

計算すると絶望する。でも計算しなかったら、何が足りないかも分からない。

16.3℃という数字が出たから、やることが見えた。

絶望は出発点だと思ってる。


次回、プチプチとお湯で戦います。


農業修行中のみっこが、現場から伝えるリアル。🌱

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